フクシマは警告する:今こそ脱原発を! |
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フクシマから 8 年
かざぐるまデモ 2019 in Berlin
日時: 2019年 3 月 9 日 (土),12 時より
場所: ブランデンブルグ門前 (Pariser Platz) Berlin
2011年3月11日に起きた東日本大震災の一環で、深刻な原発事故が起きました。 このフクシマ原発事故こそ、技術大国であっても原子力は制御できないことを証明しています。 原発が世界にある限り、このような原発事故はいつでもどこでもまた起こり得るものです。
2018年現在で、世界中に運転可能な原子炉は446基あります。 各原子炉は1年に20から30トンの放射性廃棄物を出します。 でも操業可能な最終処分場はまだどこにもありません。
ドイツでは脱原発は決定されたものの実現は徹底されていません。 今でも7基の原子炉が稼働しており、毎日放射性廃棄物は増えています。 原発のいくつかの稼働時間を延長せよと訴えている影響力の強いロビーもあります。 同時に、リンゲンにある燃料棒製造工場、グローナウにあるウラン濃縮工場、 研究用原子炉は脱原発から除外されています。
2022年までにドイツには1万5千トンの高レベル放射性廃棄物が山積みになる予定です。 8000世代以来存在する人類が、たった3世代で夥しい量の放射性廃棄物を生み出してしまいました。 しかも、このゴミはこれから3万3千世代も生物圏から隔離していかなければならないものです。
原子力ロビーはこの無責任な原子力技術を 「二酸化炭素を排出しない地球にやさしいエネルギー」などと宣伝しています。 しかし、ウラン採掘から電力や兵器のための原子力エネルギー利用、 それから放射性廃棄物の貯蔵に至るまで、大量な二酸化炭素が作られます。 再生可能エネルギーへなるべく早く転換し、エネルギーをなるべく節約することでしか、 本当に地球温暖化を抑えていく方法がないことは明らかです。
原子力技術は私たちの地球をあらゆる形で「住めない場所」にしようとしています。 核兵器やその他の放射能兵器、「通常の操業」における原子力施設から出される放射性廃棄物、 いつどこでまた起こるかわからないチェルノブイリやフクシマのような原発事故、 そしてどこでどう生物圏に忍び込んでくるかわからない放射性廃棄物のそれらがすべて地球を脅かしています。
私たちは次のことを求めます:
かざぐるまデモ Facebook ページ
かざぐるまワークショップの
お知らせ
日時: 2019 年 2 月 23 日 (土), 13:00-17:00
場所: Interkulturelles Haus Schöneberg, Geßlerstr. 11 20829
(google map)
工作をしながらの午後のコーヒーはいかがですか? 3月9日に行われる「かざぐるまデモ」で配るかざぐるまをみんなで作ります。 お子様の参加も歓迎します。ぜひご家族やご友人をお誘いあわせの上, 足をお運びください。
針金を切ったり曲げたりするペンチ, はさみや千枚通しをお持ちの方は, できればご持参ください。 そのほかの必要な材料はすべて会場に用意してあります。
お問い合わせ: sayonara-nukes-berlin _at_ posteo.de
(メイルを送られる際には _at_ を @ に変更しての送付をお願いします。)